top of page

ブヒの作るホールカットの靴/ONE and ONLY



"ONE and ONLY SHOES "


ブヒの一点物シリーズでございます。


『古着屋さんで出会うような運命の一足』を目指して作っています一点物シリーズ。


でも今回のはあんまり古着屋さんでは出会わないタイプの一点物ですね。


こうゆうのも案外スキやったりもします。ブヒ。


ノルベジェーゼの靴ってゆーとブヒがいつもやってるカジュアルっぽいのんよりも、こっちのシュッ!とした雰囲気のがイメージしやすいんとちゃうかなーと思います。


豪華な雰囲気なのでいざという時に履こう!とか思うとなかなか出番がないような気もします。海外ドラマみたいにちょっとしたホームパーティーとかにしょっちゅう招かれるのならいいんですけどね。


もちろんフォーマルな場にも履けへん。ので、これはもう普段にサラッとさりげなく履けるとカッコいいやんと思います。


あと、お仕事着がかっちりスーツじゃない方には良いかなぁ素敵やなぁーと思いますね。靴に詳しくなくてもチラッと見えた時に”その靴いいねぇー”とか思っちゃいそうですね。




それでは本日も以下の6項目でご紹介させていただきますー。

 
  1. アッパー:アルコタンニンレザー(クロコ型押し)

  2. 製法:ハンドソーンノルベジェーゼ製法/10分

  3. 木型:シンプル

  4. ソール:レザーソール(半カラス仕上げ)

  5. スタイル:ホールカットシューズ

  6. 最後に

 

1:アッパー


アルコタンニンレザーのクロコ型押し


”アルコタンニンレザーはクロム鞣しの特徴である、『軽さ』と『丈夫さ』と、タンニン鞣しの『革らしさ』を兼ね備えた高品質皮革素材です。使い込みメンテナンスを繰り返すことで、高級皮革特有の美しい経年変化を演出してくれます。”


文章そのままお借りしました。


『履けば履くほど経年変化します。』楽しみですねー。


ちなみにこれ型押しじゃなくてほんまのクロコで作ってたらもう目玉飛び出るプライスになると思います。



そんでお色はグレーベースに色んな色をミックスした『パティーヌ染め』です。

アンティークな雰囲気に仕上げたりするときもよくやるのですが、ちょっとした色のニュアンスが楽しめるのが良いですね。ブヒの中では結構スキな作業だそうです。


型押しの凹凸と相まってなかなか面白い表情が出せているかなーと思います。



 

2:製法


ハンドソーンノルベジェーゼ製法/10分


このぐるりと走るチェーンステッチが特徴です。


10分なのでアウトステッチまで全部が手縫いですよ。


ちなみにこれビスポークやったら3〜5倍くらいするかもです。でももちろんビスポークは自分仕様に仕立ててもらえるのでその価値はプライスレスやと思いますけどね。寸法からデザインから材料まであれやこれやと要望を聞いて作ってもらえるなんてスゴイ贅沢やと思います。



↓中底の写真、ボケてますね;(ハンドソーンなので釘跡があります。)


 

3:木型


シンプル木型


ややヒールカップ小さめの木型です。





 

4:アウトソール


レザーソール

半カラス格子仕上げ。


半カラスとは、ふまずのとこを黒に着色して仕上げているやつのことを言います。見えない部分ですけれども贅沢なこだわりですよねー。まさに手仕事って感じがします。


格子仕上げってのは、ゴロゴロ〜っと専用のコテで模様をつけてっているやつです。これも履いているうちにだんだん消えてなくなるんでね。贅沢の極み。

でも消えるの勿体ないから履かないってゆーのはもっと勿体ないと思うので、ガシガシ履いてください。


このソールの仕上げは特に職人の技や個性がキラリと光る部分やと思います。これは俺が仕上げた靴だぜ!という証のような感じですかね。



スチールもちょっと形状を加工しています。



 

5:スタイル


ホールカットシューズ


一枚革で仕上げた贅沢とされるホールカットです。


パーツが分かれていないので大きい面で革をカットしないと出来ません。

革ってもちろん元々は動物なので布地みたいにキレイな四角でもないし傷や穴開きなんかもあります。その中で一番良い場所で大きくカットする、ってやっぱり贅沢ですよね。



ちなみに継ぎ目はサイドの内側に持ってきています。(写真なくてすみません。上の写真の反対側ですね。)

かかとに継ぎ目があるやり方もあるのですが裂けてくる場合があるので、サイドに持ってきて強度を重視しています。後ろ姿もツルンとしてキレイかなと思います。



 

6:その他


ビスポークみたいに仕上げたブヒの一点物になります。


自分仕様じゃなくてもいいからビスポークみたいな靴を履きたいなぁ、と思っている方にはまさに!ちょうど良いかと思います。

サイズが合えば運命ですね。


こうゆうシュッとしたシリーズはたまーにしか作らないと思いますが、たまーに全力でビスポークみたいなやつ作りますので、こうゆうやつ好みやわぁーって方はまた観て頂けると嬉しいです。




ご購入はこちらからどうぞ WEB STORE

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。



次回は多分「カスタムシューズ あの赤いやつ」をご紹介いたしますので、また見て頂けると嬉しいです!!


 

BUHI WEB STORE

 

〒700-0026 岡山市北区奉還町二丁目11−10ファミール湯川1階

TEL /FAX: 086-289-6735 E-mail : buhi_shoes@yahoo.co.jp


CUSTOM SHOES PLANNING BUHI

bottom of page